【MLB】 レッズの監督に名将フランコーナが就任か 健康の理由で昨年退任 世界一2度、最優秀監督3度
日本時間10月4日、レッズがテリー・フランコーナを次の監督として雇うことをMLB公式サイトのマーク・フェインサンドらが伝えた。フランコーナはフィリーズ、レッドソックス、ガーディアンズ(元インディアンス)らを率い、3度の最優秀監督賞を受賞した名将として知られる存在。しかし、健康上の理由から2023年限りでガーディアンズの監督を退任しており、今回の突然の復帰は驚きをもって迎えられている。 65歳のフランコーナはフィリーズ(1997-2000)、レッドソックス(2004-2011)、ガーディアンズ(2013-2023)の3球団を率い、通算1950勝を挙げている。レッドソックス時代は“バンビーノの呪い”を破る86年ぶりの世界一を2004年にもたらし、さらに2007年にも松坂大輔、岡島秀樹らと共に世界一を達成した。 ガーディアンズ(元インディアンス)時代には6度のプレーオフ進出を成し遂げたが、近年は体調不良で休養することも増えていた。2023年についにガーディアンズの監督としての勇退を発表。しかし、そのときも引退は表明しておらず、復帰の可能性は閉ざしていなかった。 フランコーナを抜擢したレッズは、今シーズン終了を待たずにデイビッド・ベル監督を更迭していた。若きスターのエリー・デラクルーズらを擁し、プレーオフ進出を期待された今シーズンだったが、77勝85敗の成績で中地区4位に低迷。名将フランコーナが加わることが転換点となるだろうか。