一問一答 青学大・太田蒼生は男子2部ハーフで2位「悔しいというか、課題が見つかった。収穫になった」/陸上
陸上・関東学生対校選手権最終日(12日、東京・国立競技場など)男子2部ハーフマラソンは上武大のパトリック・カマウ(3年)が1時間2分58秒で優勝した。今年1月の箱根駅伝3区区間賞で7度目の総合優勝に貢献した青学大の太田蒼生(4年)は1時間3分04で2位。15キロ過ぎと残り2キロ付近で2度スパートを仕掛けたが、国立競技場の前でカマウに突き放された。以下が太田の主な一問一答。 【写真】関東インカレ男子2部ハーフマラソンに出場した青学大の太田蒼生 --結果の受け止め 「ラスト差されて離されてしまった。余裕を持ってスパートをかけられなかったのは悔しい気持ち。悔しいというか、課題が見つかった。10キロくらいまでは集団で落ち着いて走るかと思っていたが、留学生が何回かゆさぶりをかけて自然と集団が絞れた。もともとは13、14キロくらいで仕掛けようかと思っていたが、それをする必要がなかったので、ラスト5キロでスパートをかけようかと」 --ラスト2キロくらいでもう一度出た 「一回残り4周で仕掛けてそこでほとんど(集団が)絞れたらいいと思いつつ余裕を持ってスパートをかけて、最後2キロでもう一段上げて、そこで離したかったが離せず留学生がついてきた。ラスト一騎打ちになった」 --スパートに対応できず 「トラックに入ってからかけると思っていた。準備をしていないところでかけられて反応ができなくて、そこで置いていかれてしまった」 --箱根後のフルマラソン回避してからの流れ 「一カ月半前に故障から復帰して最初の一カ月は走り込みというところで上海ハーフも練習という感じで出た。一段状態をあげて関東インカレに出たいと思っていた。箱根後すぐ故障してしまったのはマイナスが大きかったが、復帰してからの対応はまずまずよかった。復帰してから順調にやれた」 --故障したのは 「左の腰。大転子部」 --この後の目標 「チームとしてはトラックで記録を出してということになる。個人で合宿なりして走り込みの期間を作って夏を越えたい」 --黒田朝日が1万メートルで27分台をマーク