どうなる、ドジャース生え抜きの「世界一」組ラックス…マリナーズ、ヤンキースと移籍話が浮上…内野手が飽和状態でトレード要員か
昨季ドジャースの世界一メンバー、ギャビン・ラックス二塁手(27)のトレード話が浮上している。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は6日、同局の放送でマリナーズがラックスのトレードをドジャースに問い合わせていると報じた。一方で、米スポーツ専門局のESPNジェフ・パッサン記者は記事の中で、ヤンキースがパドレスのアラエスとともに、ラックスについても興味を示していると伝えている。 ドジャースは今月3日、韓国プロ野球キウムからポスティングシステムを利用したキム・ヘソン内野手を獲得。今季はベッツを遊撃手に再転向させるプランがあり、現状、二塁手、遊撃手を守れるプレーヤーが、ベテランのロハス、契約延長したエドマン、テイラーを含めて6人いる。エドマンが中堅を守るにしても、飽和状態だ。ゴームズGMは3日、ラックスのトレード話について「必ずしも何かをしなければならないとは思わない」と話すにとどめたが、ラックスのトレードで課題の救援陣の厚みを増す可能性もある。 ドジャースの正遊撃手として期待されたラックスだが、23年キャンプ中に右膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負った。23年は全休して24年に復帰したが、守備面の課題を露呈し二塁にコンバートされ、打撃も伸び悩んでいる。ただ、今季後半戦は膝の状態も良くなって、持ち味の打撃が上向きとなった。編成はドジャース生え抜きの内野手をどうするか、注目だ。
中日スポーツ