仙道敦子さん(54)更年期のひどいうつ状態を乗り越え、23年ぶりに女優業に復帰するまで|STORY
昔からの仕事仲間が「やってみない?」と声をかけてくれたことがきっかけで、48歳で再び芸能界へ
更年期のうつ状態から抜けたタイミングでTBSテレビの『この世界の片隅に』という作品の監督さんから「お母さん役を探してるんですが、どうですか?」と声をかけていただいて。実はこの監督さんは助監督さんをされていた時からご一緒していた方で、若い時にお世話になっていた方だったんです。家族に「どう思う?」と相談したら、「いいじゃなーい、やりなよ!」って拍手をしてくれて。ちょうど自信もついた時だったのと、家族の後押しもあって、48歳で復帰となりました。 復帰することが決まって自分自身をじっくり鏡でみてみると、このまま出ていいの?と思ってしまって、今までいかに自分のケアを怠っていたのか気づきました。復帰の日まで約4か月。毎日のように歩いて4kgほど絞り、ついに復帰の日を迎えました。当日の朝は手が震えるほど緊張していました(笑)。でもとても楽しかったのを覚えています。 衣装協力:ブラウス¥42,900(バーニーズ ニューヨーク)ピアス¥101,200 2連リング¥159,500リング¥110,000(すべてマリハ)パンツ、シューズ/ともにスタイリスト私物 撮影/古水良 (cheek one)ヘア・メーク/野中真紀子(eclat)スタイリスト/小川真央 取材/小出真梨子