自民、改憲へ作業機関の設置提案 緊急事態巡り条文案作成
衆院憲法審査会が7日午前、開かれた。与党筆頭幹事を務める自民党の中谷元氏は、緊急事態時の国会議員任期延長や衆院解散禁止などの改憲条文案を作成するため、来年の通常国会で作業機関を設置することを提案した。日本維新の会と国民民主党も賛同した。 中谷氏は緊急事態時の国会機能維持の必要性について、与党や維新など5会派で認識が一致していると指摘。立憲民主党に緊急事態の対応に関する見解を取りまとめるよう促した上で「合意形成に向けて真摯で建設的な議論をしていければ、次のステージに入っていける」と強調した。 今国会での憲法審開催は5回目で、会期末を13日に控え、最後の実質審議となる。