オーディオテクニカ、ノイキャンBTヘッドホン「ATH-S300BT」。最大約90時間再生のロングバッテリー搭載
オーディオテクニカは、オーバーイヤー型のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「ATH-S300BT」を6月21日(金)に発売する。価格は16,500円(税込)。カラーはベージュとブラックの2色を用意する。 【画像】イヤーパッド上部のリングパーツに施される人工大理石調の「テラゾー柄」 「MY STYLE,MY STANCE.」をコンセプトにし、多様化時代にマッチするデザインに仕上げたとするワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン。2色のカラーバリエーションについても「あらゆる場面や服装に合うカラー」をチョイス。装着時のシルエットにもこだわったとしており、アームの拡がりを抑えた設計を取り入れた。 イヤーパッド上部のリングパーツには人工大理石調の「テラゾー柄」を採用。同じ製品でも粒の大きさや、配置パターンが異なるため、一つとして同じデザインのヘッドホンが存在しないと同社はアピールしている。 40mm径のダイナミックドライバーを搭載。音質については、ほかの「Streetシリーズ」同様に再生時の迫力を追求しながら、従来機比で解像度を向上。ノイキャンをはじめとしたアンビエンスコントロール各モードにあわせて最適なサウンドを生み出すチューニングを施したという。 高品質マイクを内蔵し、ワイヤレスでも通話や会議の際にクリアな音声でコミュニケーションが可能だとする。 アクティブノイズキャンセリング機能は、隙間をつくらないイヤーパッド設計によるパッシブノイズキャンセリングと組み合わせることで、高い効果を発揮。ほか、外の音を自然に取り込み、音楽を“ながら聴き”できるヒアスルーモードや、いずれの機能も使用しないオフモードを備える。なお、各モードは音楽再生中だけでなく通話中の切り替えにも対応する。 本体操作はハウジング部に備えたボタンから行え、再生/一時停止/曲送り・曲戻し/音量調整、上記ノイズキャンセリングの切り替え操作ができる。また、3.5mmステレオジャックを備え、有線再生もサポート。付属のマイク内蔵リモコン付きコードを使用することで、有線のヘッドセットとしても使用できる。 連続使用時間はANC機能オフで最長約90時間、ANCオンで60時間の業界最高クラスのロングバッテリーを搭載。充電時間は2.5時間となるが、急速充電に対応しており、3分の充電で2.5時間の使用(ANCオフ)も行える。充電端子にはUSB Type-Cを装備する。 Bluetoothバージョンは5.1、コーデックはSBC、AACをサポートし、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応する。2台の機器に同時接続できるマルチポイントや、低遅延モードも備える。 再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは44.5Ω、出力音圧レベルは103dB/mW。質量は約258gとなる。
編集部:松永達矢