阪神・大竹耕太郎、中日・小笠原慎之介の遅球対決に球場沸く
(セ・リーグ、中日-阪神、8回戦、15日、バンテリンD)阪神・大竹耕太郎(28)、中日・小笠原慎之介(26)の両先発が、遅球を巧みに織り交ぜてドームをどよめかせた。 【写真】守備でもキラリ 阪神・渡辺諒がダイビングキャッチで大竹をもり立てる まずは一回。大竹が田中を93キロのスローボールで中飛に打ち取る。「緩急の緩の部分でも緩急をつけたい」と話す左腕の真骨頂だ。 三回は小笠原だ。2死一塁で近本に対して108キロのカーブで勝負。遊ゴロに仕留めた。高校生が150キロ超をマークする時代で、プロならでは技を示した。