【Krush】女子アトム級王者・松谷綺、バキバキ腹筋で計量クリア!対戦相手は再計量も「やることは変わらない」
11月16日(土)に後楽園ホールにて開催される『Krush.167』の前日計量が15日、都内にて開催された。セミファイナルで女子アトム級(45kg以下・3分3R)のタイトルマッチに挑む王者・松谷綺(ALONZA ABLAZE)はバキバキに割れた腹筋を見せ、44.7kgで計量をパスした。 【フォト】松谷綺、スポブラに驚異の割れた腹筋がすごすぎ! 一方で対戦相手のガブリエル・デ・ラモス(オーストラリア)は減量が間に合わず、12時からの公式計量の会場には姿を表さなかった。会見では宮田充プロデューサーから「11時の予備計量時点で400gオーバーだった。14時の再計量で規定体重以下に落とすことができなければ、タイトルマッチは消滅する」と説明された。 会見で松谷はタイトルマッチになるか決定していないことについては「やることは何も変わらない。ただ試合を楽しみたい」と語り、「メインよりもおもしろい試合をして次からはメインで試合をできるようにしたい」と活躍を誓った。会見の最後には「記事でガブリエルには”日本で2番目に強いファイター”と言われていてイラッとしているので、圧倒的な試合をしてわからせたい」と圧倒勝利を宣言した。 松谷はキックボクシング13戦10勝1敗2分。バックボーンの空手を武器にアマチュアで活躍し19年プロデビュー。21年10月にKrushへ初参戦、その翌年6月に初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で菅原美優と対戦しプロ初黒星を喫した。 その後、再起を果たし2連勝すると、昨年7月のK-1で元K-1女子アトム級王者パヤーフォン・SWタワンを延長判定で破る。勢いそのままに同年11月、奥脇奈々を判定で下して第4代Krush女子アトム級チャンピオンに輝いた。今年7月には、韓国のチョン・ユジョンにノンタイトル戦で勝利した。 今回の試合も当初はノンタイトル戦として組まれたが、防衛戦への変更を自ら希望し実現した。 対するラモスは8戦6勝2敗。Krush初参戦のラモスは松谷よりも6cmも長身で、ムエタイ仕込みの打撃には要注意。得意技はミドルキックだ。 松谷はオーストラリアのムエタイファイターとの打撃戦を圧倒できるのか、注目したい。