プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズがメイクアップブランドを始動 6年かけて開発
アクティブなライフスタイルに寄り添うメイクアップブランド 【画像】プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズがメイクアップブランドを始動 6年かけて開発
プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)は、メイクアップブランド「ウィン ビューティ(WYN BEAUTY以下、ウィン)」を立ち上げ、第1弾として10製品を発売する。価格帯は、18ドル(約2700円)の保湿リップセラムから29ドル(約4300円)で36色展開、SPF30のジェルクリームまで。アクティブなライフスタイルに寄り添う高機能商品をそろえ、米小売店アルタビューティ(ULTA BEAUTY以下、アルタ)のECと680店舗で取り扱う。業界筋は、初年度の売上高を4000万~5000万ドル(約60億4000万~75億5000万円)と予想している。
ウィリアムズ選手はグッドグラムグループ(GOOD GLAM GROUP)とジョイントベンチャーをスタート。アルタとパートナーシップを結び、ヴィーガンでクルエルティフリー(動物実験を行わない)なブランドの開発に6年を費やした。このほかソフトマットコンシーラー(全20色)やマスカラ、ウォータープルーフのリキッドアイライナー、ペンシルアイライナー、アイブロウペンシル、リップとチークに使えるマルチカラー(全10色)、マットとサテンのリップスティック(全10色)をラインアップする。フェイスとリップの商品にはホホバオイルやヒマワリエキス、スクワランなどの保湿成分を配合し、つけている間にも栄養を与える処方だ。
ウィリアムズ選手は、「私にとって重要なのは、つけた製品が長持ちすること。試合中は常に汗をかくから、化粧崩れに悩んできた。『何をつければ、自分らしくいられるの?』と考えて開発したけれど、決して簡単な道のりではなかった。『ウィン』の化粧品を使うのは朝から夜まで働く人かもしれないし、私のように母親かもしれないし、在宅勤務でZoomミーティングをしている人かもしれない。グランドスラムでトロフィーを獲る必要はないのよ」とウィリアムズ選手は笑う。また、海外遠征では自分に適した製品が見つからず、おかげでメイクアップのスキルを培うことができたという。