(25)庄内柿、鶴岡・産直んめ農マルシェ “推し”の産直・大玉傾向、上品な甘さ
鶴岡市小真木原公園近くにある「産直んめ農マルシェ」は、季節ごとに鶴岡特産の農作物がずらりと並ぶ。晩秋を代表する味覚は庄内柿。11月初旬から主力の「平核無(ひらたねなし)」が続々と入荷する。今年は特に大玉傾向で上品な甘さを楽しめる。 「石橋早生(わせ)」「刀根早生」に続き、生産量の多い平核無が最盛期を迎える。6~7個の家庭用袋詰めは350~450円程度。2千円台の箱詰めは、シーズン序盤によく売れるという。出荷時期は11月下旬まで。 JA庄内たがわ(海藤喜久男組合長)が運営する唯一の産直で、2018年にオープンした。主に同JA管内の生産者が出品している。入居施設には「天然温泉 こまぎの湯」なども併設。同公園内でのスポーツ大会開催時をはじめ、週末は特ににぎわう。責任者で同JA産直係長の富樫進一郎さん(50)は「庄内平野のコメから果物、野菜まで、生産者のやる気に満ちた品々を手にしてほしい」とアピールした。
営業は午前9時~午後5時半。10~3月は午後5時までで、第2、第4水曜日定休。年始は休業。鶴岡市日枝小真木原88の1。0235(25)6778。