【リユースショップを賢く利用するコツ・第2回】得する買い方、損する買い方
質問2:リユースショップで失敗しない買い物の方法は?
「お客様に安心してお買い物を楽しんでいただけるように、トレファクでは販売する品物の値札にコンディションや注意点を記載しています。購入されるときの目安にしてみてくださいね」 リユースショップによっては細かい部分まで明記されていないこともあるため、購入前に自分でチェックすることも大切です。 ♦️トレファクが値札につけるコンディションのランク 未使用品(S):新品の状態。購入時の値札などがついていることもある。 A:新品ではないが使用感が少なく、傷や汚れの見当たらない状態。 B:使用には問題ないが、わずかな傷や汚れがある状態。 C:使用には問題ないが、目につく箇所に傷や汚れがある状態。 難あり(D):傷や汚れが目立つ状態。具体的に「フロントに汚れあり」「背面に傷あり」と瑕疵(かし)を記載していることもある。 「リユースのアイテムは一点物が多いので、店舗にちょこちょこ来ていただくほうがよい品物との出合いはあると思います。それに人気のアイテムほどすぐに売れてしまいます。買おうかどうか迷って次の日に来たらない、という話は“リユースショップあるある”なんです」 確かに“買って失敗”よりも“買わなくて失敗”のほうが多いかも……。普段の買い物でも、自分しか買わないだろうと思っていた品物が、店内をひと回りしている間になくなることもありますよね。
質問3:中古品の販売価格はどのように決めていますか?
「品物の状態と中古市場の価格をチェックして1点1点に対して売値を決めています。基本的にはほとんどの品物が定価よりお買い得になっています。数量限定で人気の高いアイテムであれば売値が高くなってしまうこともありますが、ブランド品という理由だけでやたらと高額にすることはありません。逆にノーブランド品だから大幅に安くしたりすることもなく、公平性に注意を払っています」 リユースショップの中には、品物の状態ではなく「このブランドはいくら」とネームバリューで価格を設定しているケースも。余裕があれば複数のリユースショップをのぞいてみるのも一案ですね。