『今日好き 冬休み編2024』5話ーー人気女子メンバーが“チア姿”披露「かわいいのを見せたくて…」
11月25日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。冬休み編2024』(以下:今日好き)。現役高校生たちが修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。 【写真】人気女子メンバーの“チア姿”「マジでめちゃくちゃかわいい」 以下より、12月23日公開の5話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・ABEMAの看板番組はやっぱり『今日好き』 運命の“花くじ”で最終日目前のグループ分け 旅の3日目夕方にして、衝撃の事実が伝えられたーーここから先は、“花くじ”の結果でグループ行動。2組に別れた後、次に全員が集まるのは翌日。最終日の昼になるという。今回の旅こそ“花くじ”があまり姿を見せず、メンバーの実力勝負な展開が続いてきたはずだが、ここに来て、である。しかも1組だけが特別なナイトデートに行ける、などでなく、影響範囲は全員もれなく。あまりに唐突だし、あまりに間際だし、あまりに残酷すぎる。 これについて、スタジオで“恋愛見届け人”を務める井上裕介(NON STYLE)が「やっぱABEMAの看板番組、“今日好き”おもろいな!」とバカデカボイスで大興奮していたが、本当にそう。『今日好き』って面白すぎる。それでは、“運命”のグループ分け。結果は次の通りとなった。 <九份でフリータイム> らいと(奥村頼斗)、こう(三富昂)、まのあ(河野真ノ彩)、はるな(村谷はるな)、かずな(栗原一菜)、りのん(多田梨音) <台北最大のナイトマーケットでフリータイム> くめはる(久米陽斗)、らいち(甲斐虎壱)、たくや(林田拓也)、みづき(秋山みづき)、まほこ(瀬乃真帆子) あくまで恋の矢印の抜粋となるが、気になる相手と一緒になれたのは、こう、らいち、まほこ、みづき、まのあ。反対に離れ離れとなってしまったのが、たくや、はるな、りのん、くめはる、かずな。特にたくやは、はるなとも、りのんとも別れての島流し状態。この後、心ここに在らずな状態でナイトマーケットでの輪投げゲームに勤しむ背中が悲しすぎた。 まほこ、くめはるに“アシスト”を送るもーー「でもそれでいいの? もう3日目の夜だよ」 まずは、“ナイトマーケット組”の方から動きを見ていこう。注目したいのは、くめはる×まほこ。レトロなパチンコゲームを横並びで楽しみながらも、くめはるは自身の気持ちを整理できず俯きがちに。これまで通り、ありきたりな話をしてこの時間を終えようと提案するが、まほこは「でもそれでいいの? もう3日目の夜だよ」「ちゃんと言葉にしないと伝わらないじゃん?」と投げかける。まほこは本当にヒントをくれる人だ。その言葉をまっすぐに伝えられる勇気も素晴らしい。 なにより、くめはる自身も過去の『今日好き』を絶対に視聴しているし、先輩メンバーから学びを得ているはず。それなのに本心を伝えることはできず。まほこのリードによって、パチンコゲームの方へと再び視線を戻されてしまった。 おそらく、これが運命の分かれ道。まほこはもう、くめはるの方を向くことはない。らいちを選ぶのか、選ばないのか。その一点になったと思う。あまりにエゴで最悪すぎる考え方でしかないが、くめはるが次回以降の旅に参加するなら、同じ“オーディション組”のみづきと再会して、改めて深く話し合ってほしい。そんな未来に少しだけ期待を寄せてしまい、勝手な自責の念に駆られる2ショットだった。 ・はるな、らいとから託された想いは実るか? たくやが紡ぐ、とことん甘い恋のドラマ 一方の“九份組”では、らいとが大好きなはるなに想いを伝える。その内容が、あまりにも彼の人柄を表すものだった。鈍感じゃないから、はるなの気持ちが向かっている方向も理解している。だからこそ、いまは自分がアタックするよりもむしろ、彼女の恋を応援したい。こう、たくやーーどちらも素敵な男子であり、どちらを選んでもその恋に背中を押したい。らいち×まほこを遊園地で送り出した「ふたりで行っちゃえ!」コール然り、ここでのはるな然り、らいとは本当、どれだけのカップルを成立させれば気が済むのだ(別にカップル成立は決まった話ではないが)。関係を取り持つとき、そこにはらいとがいてほしい。 前述の気持ちを表すべく、自身のポケットから取り出し、はるなに渡したのは、2日目に訪れた水族館で、たくやと一緒に購入したイルカのキーホルダー。自分の分まで、はるなに気持ちを託したい。恋愛という観点で見れば、実質的にはリタイアなのだが、彼女を支える相談相手として旅は最後まで走り抜ける。グループ分け当初こそ、たくやではなく、自らがはるなと同じグループを引いてしまったのが申し訳ないと語っていたが、それでもらいとにできることは、まだある。彼自身の背負った重荷から救われ、同時にはるなの気持ちも楽にしてくれる、まさにこれからの未来に大きく繋がる2ショットだった。 そんなはるなは最終日、男子から女子への“最後のアピールタイム”にて、たくやと念願の2ショットに。彼女自身、前日まではこうとの可能性でも揺れていたわけだが、たくやに対して「めっちゃ会いたいなって思ってたのね」と明かした通り、離れたことで本心に気づいたようだ。いわば、相思相愛。そう思われたのだが、たくやの好きなタイプが“大人しい子”であることに、はるなはまだ不安を残しているとのこと。 ここからの展開は『今日好き』というより、もはやドラマ。たくやの存在が、台湾のシティを余計にロマンチックにしてしまうーー「本当に好きになったら、とことん好きなんだよね。(相手が)なにやってもいいぐらい」。タイプだから好きなのではない、好きな人だからタイプ。つまりは、そういうこと。 とここで、はるなが気づく。たくやがいつの間にか、“はるなさん”呼びを卒業していたことに。「頭のなかで“はるなちゃん、はるなちゃん”って言ってたから慣れたのかな」と心の内側を見せていくうち、出てきた言葉は「だってもう……好きっ」。そこから大きくはぁ~っとため息をつき、最後には「本当、一緒にいたかった」。たくや、キミの存在がドラマすぎるよ。 ・まほこ、らいちの告白に約束の“アレ”をお披露目「めちゃくちゃかわいいから期待してて」 5話の最後に紹介したいのが、らいち×まほこのラブラブペア。序盤のくめはるを比較対象にするのも恐縮だが、2ショット早々に「気になってるっていうよりは、もう好きになってるんだなって」と、しっかりと気持ちを言葉にするらいち。その言葉を“よく言えました”の表情で受け止める、まほこ。彼女自身も「バチバチらいちくん」と、見事に気持ちが通い合った。 ここから、まほこが呼んでほしい名前として“まほ”とおねだりしたり、らいちのあだ名も“らち”だとすでに考えていたなど、とにかくイチャイチャが続く。その内容は割愛するとして、『今日好き』特大級の爆弾が投下された。「まほもちょっと、かわいいのを見せたくて」「マジでめちゃくちゃかわいいから期待してて」。あまりに高すぎるハードル……と思いきや、ハードルでもなんでもなかった。約束から数分後、じゃらじゃらというビニールの音が聞こえてきたのだが、その正体はボンボン。そう、まほこが約束を果たすべく、らいちの好きなポニーテールの髪型で、チアリーディングのユニフォームに変身してきたのだ。 恋愛見届け人一同、声を揃えて「かわいいー!」と叫んでいたが、さすがにかわいいの天才すぎる。こんなの反則、反則! らいち、これはさすがにバチバチに恋に落ちるだろ。このまま、ふたりでチアダンスの練習をはじめたが、さすがにもう、付き合ってからにしてもらってもよいでしょうか? BGMにて、番組テーマソングである緑黄色社会「恥ずかしいか青春は」も流れているし、どう考えてもカップル成立の確定演出でしかない。 おまけに全員のもとに戻る際、らいちからまほこのユニフォーム姿を「けどさ、あんまほかの人に見られたくないかも」との一言が。すると「それを待ってた」と、まほこが即答。らいちは本当に、どのくらい正解を引けば気が済むのか? とっととカップル成立しちゃってください。お幸せに!
一条皓太