【NFL】イーグルスとRBバークリーの契約を受け、引退を後悔しているとジョークを飛ばすジェイソン・ケルシー
元センター(C)ジェイソン・ケルシーは、新しいリーグイヤーが始まる前に引退を表明することのリスクを理解していた。しかし今、ケルシーは元所属チームのフィラデルフィア・イーグルスがこのオフシーズンにうまく立ち回っているのを見て、激しい“見逃し恐怖症(FOMO)”に苦しんでいる。
“ハウィーシーズン”へようこそ。イーグルスの新たなシーズンをそう呼んだのは、弟のトラビス(カンザスシティ・チーフスのタイトエンド/TE)と一緒にホストを務めるポッドキャスト『New Heights(ニュー・ハイツ)』に出演したジェイソン・ケルシーだった。イーグルスのジェネラルマネジャー(GM)ハウィー・ローズマンはこの新たなシーズンにおいて、しばしば手品のような見事な手腕を見せ、チャンピオンシップに向けたチームを築き続けている。
ハウィーGMの直近の奇策は、元ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーとの契約だろう。なお、バークリーを獲得したからといって、ジェイソン・ケルシーには引退を撤回するつもりはないとのことだ。
ケルシーは今週の最新エピソードでこう語っている。
「今、ソーシャルメディアは“ジェイソン、本当に引退したいのか?”であふれている。ああ、かなり前向きだよ」
そして、コメディー効果を高めるために声を張り上げて、ケルシーは次のように続けた。
「俺が引退してからハウィーがこういう行動に出たのはちょっと腹が立つけど、まあいいさ。きっとうまくいくだろうな」
実際には、ケルシーは元チームのこうした動きをとても気に入っているようだ。そう受け取らないように警告していたとはいえ、ケルシーはバークリーの元所属チームで、ライバルであるジャイアンツへの、ちょっとした陰口と受け取られかねない言葉まで挟んでいる。
ケルシーは「フィラデルフィアにとって、とても大きな契約だ。セイクワンのことを思うとうれしいよ。だって、悪口を言うつもりはないが・・・長い間、ちゃんとしたオフェンスシブラインを確立してきたチームに彼は来るのだから」とコメント。