ももクロ 百田夏菜子がバースデーライブを開催、早見あかりと13年ぶりの“リベンジマッチ”も
早見あかりが登場、13年越しのリベンジマッチ
しかし、今回はまさにハイライトだらけのバースデーライブ。この後もまだまだ一夜限りのスペシャルなパフォーマンスが続いていく。ステージが暗転し、ここでいったん幕間映像へ。「エクボの穴」から未来へと移動した百田が出会ったのは、888歳になった茶畑のシンデレラ・百田夏菜子。 そして、さらに先の未来へと移動すると、88888歳だと語る百田夏菜子と出会う。88888歳の百田は、30歳の百田と話しているうちに、昔のことを色々思い出したようで、2011年4月の中野サンプラザでグループを脱退した早見あかりのことが今でも許せないので、リベンジマッチがしたいと語り、モノノフがざわつく中、次の曲がスタート。 赤のジャケットとミニスカートというセットアップ衣装にチェンジした百田がステージに登場すると、流れて来たのは『デコまゆ 炎の最終決戦』。百田はモニター映像の中の13年前の早見あかりと掛け合いでパフォーマンスを進めるのだが、途中で演奏をストップさせる。 30歳の百田も当時の気持ちを沸々と思い出したようで、「私は今の早見あかりとリベンジマッチがしたいんだ!早見あかり、出てこいやー!」と叫ぶと、青の衣装を纏った早見がステージに登場。実に13年ぶりに『デコまゆ 炎の最終決戦』で共演を果たすこととなった。 13年越しのリベンジマッチをモノノフが見守る中、最終的には「MY BEST FRIEND」、「これからも親友」と歌い、最後に2人が腕を組むと、この日一番の拍手と歓声が上がる。一夜限りの “デコまゆ”のサプライズ共演に、モノノフは歓喜。場内には、夏菜子コールと共に、あかりんコールが大きく響き渡った。 歌唱後は、2人によるMCタイムに。百田が早見に直接電話をして直談判したというエピソードを語ると、早見はマネージャー経由でオファーが来ていたら秒で断っていたと思うと語り笑いを誘った。 さらに、早見が「直接電話をしてくるあたり、私の性格を分かっているよね」と言うと、百田も「どれだけ一緒にいると思っているんだよ」と答え、2人のやり取りを温かく見守るモノノフをホッコリとさせていた。 そして、モノノフと一緒に写真撮影を行うと、早見は「ももクロのクールビューティー、早見あかりでした」と当時の自己紹介でステージを後にした。早見を送り出した後、百田が「こんな日が来るとは思わなかった。長く続けて来て本当に良かった」と感慨深く語った姿も印象的だった。 再び、映像パートを挟み、大人っぽい白のワンピース衣装に着替えた百田がステージに登場すると、百田の誕生日にリリースされたばかりの新作EP『30th』に収録されているバラード曲『それぞれのミライ』で改めて後半戦がスタート。 そして、「まだまだ盛り上がっていきましょう」とモノノフを煽りながら、レベッカの『フレンズ』をカバー歌唱。百田にとって思い入れの強い楽曲が並ぶブロックとなったのだが、続いて、百田からモノノフへの感謝の気持ちを綴った直筆メッセージがモニターに映し出されると、さだまさしが手掛けたももクロ楽曲『仏桑花』へ。 この流れ、そして、このタイミングで聴く『仏桑花』の歌詞が心に染み過ぎたというモノノフも多かったのではないだろうか。アカペラで歌われた落ちサビからの最後のフレーズ「ずっと ずっと ずっと 大好きだから」が歌い終わると、それまで静かに聴き入っていたモノノフからひと際大きな拍手が巻き起こり、モニターには、歌い切った百田の清々しく、凛々しい表情が映し出される。