円安だけどサーチャージは値下がり中! GWに行くべき激推し旅行先&最新節約テク【海外編】
ライドシェアにも必須のスマホは、海外ではどうやって使うべきだろうか? 「かつて海外ローミング(日本のスマホを現地の通信会社のサービスで使うこと)は非常に高額でしたが、現在では比較的低廉になっています。特にNTTドコモの『ahamo』は、標準の20GBの月間データ量が、海外でも追加料金なしにそのまま使えます。 また『楽天モバイル』も、月2GBまで無料です。それ以外のキャリア/サービスでは、1日あたりなど追加料金を支払って利用することになります。 物理SIMを交換して利用することもできますが、最近ではe-SIMが利用できるスマホが増えており、現地の空港などでe-SIMを購入し、通話はいつものSIM、データ通信はe-SIMという『デュアルSIM』を使ってもいいでしょう」 そして円安傾向でもできるだけ有利なレートで外貨に両替したいところだが......。 「私はソニー銀行のサービスを使っています。Visa加盟店であれば、キャッシュカードがそのままデビットカードとして使えるほか、ATMで自分の預金を現地通貨で引き出すことも可能です。 クレジットカードでの買い物は現金を持ち歩く必要がなく便利ですが、手数料が高額になるため、注意しましょう。カード会社によっては、現地のATMでキャッシングして現金で払い、帰国後に繰り上げ返済したほうがオトクになるケースもあります」 海外の都市、特に欧米ではホテル代がかなり高くなることも多い。その対策は? 「家族旅行など5、6人以上で旅する場合は、一般のホテルよりも『Airbnb』で一軒家を借りたほうが安くなる場合があるので、チェックしてみてください」 *運賃は3月25日時点での各社公式サイト、航空券予約サイトなどで、エコノミークラス大人1名分を編集部が調査したもの(税諸費用など含む)。日付は日本時間 ★明日は国内編を配信予定です ●鳥海高太朗(とりうみ・こうたろう)1978年生まれ、千葉県出身。食品会社勤務、城西国際大学観光学部助手を経て、2013年より帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師。航空会社のマーケティング戦略を主研究に、各航空会社への取材およびリサーチを精力的に行なう。経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオへの出演も多数 取材・文/植村祐介 イラスト/川原瑞丸