中野洋昌・新国交相「気を引き締め任務遂行」 国土強靭化、交通空白の解消など取り組みへ
第2次石破茂内閣で国土交通相に就任した中野洋昌氏は、12日の閣議後会見で「国交省は陸海空にわたり広範な分野を所管し、(国民の)命と暮らしに直結している。気を引き締めて任務を遂行したい」と抱負を述べた。 重点目標として、国民の安全安心確保のため防災や減災、国土強靱化に取り組む姿勢を示し、特に能登半島地震と豪雨災害に対して「復旧・復興に全力を挙げて対応したい」と述べた。 また、「持続的な経済成長」のため、物流業の担い手確保や脱炭素化を推進。地方創生のため「観光立国」や、地方を中心に広がる移動手段の確保が難しい「交通空白」地域の解消に取り組むとした。