ヤクルトの3年目内野手・小森航大郎がプロ初出場「ここがスタート。もっともっと野球に貪欲に」
(セ・リーグ、ヤクルト1-9阪神、20回戦、阪神12勝8敗、6日、神宮)山口・宇部工高から入団して3年目のヤクルト・小森航大郎内野手(21)がプロ初出場を果たした。 この日にプロ入り後初めて1軍に昇格した右打者は、七回2死一塁で代打として途中出場。阪神の3番手左腕、富田が投じた4球目の変化球を引っ張って左飛に倒れた。「めっちゃ緊張して、ちょっと力んじゃったなっていうのが一番の感想というか、反省。もっと準備していろいろ考えて(打席に)入れたんじゃないかと思うので、次にもしチャンスをいただけたら、しっかりできたらと思う」と振り返った。 二塁の守備にも就き、落ち着いてゴロやフライを処理。「守備も緊張していましたけど、(長岡)秀樹さんや、村上さんも声をかけてくださったので、落ち着いてできた」と感謝した。3年目でプロの一歩を踏み出し「いろんな選手からも言っていただいたのですが、ここがスタート。ここで満足せずに一歩一歩できることをやっていきたい。もっともっと野球に貪欲にやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。