米MS、セット販売を中止 チームズ分離、独占批判で
【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は1日、業務用ソフト「マイクロソフト365」とオンライン会議用アプリ「チームズ」の分離販売を世界で始めると発表した。欧州などでセット販売が独占禁止法に違反するとの批判が高まっており、対応する。 欧州連合(EU)欧州委員会はEU競争法(日本の独禁法に相当)違反の疑いで調査しており、欧州では2023年から分離販売を行っていた。取り組みを拡大し、セット販売を世界で取りやめる。既存契約は変更の必要はない。 MSは業務支援ソフトでシェアを握っており、チームズをセット販売することが批判を受けていた。