【韓国総選挙】候補の「4人に1人」が前科者という異常事態 “無免許運転3回”はまだマシ…出るわ出るわのスキャンダル
立候補者587人のうち144人に前科歴
韓国の国会議員は、たとえ当選しても、刑事裁判で禁固以上の有罪判決を受ければ、当選無効になる。しかし、国会議員になったとなれば、彼らに有罪判決を下すのは容易ではない。そのため、立候補を自ら取り下げようとしないのだ。 今回の韓国の総選挙では、5つの政党の立候補者587人のうち144人が犯罪の前科者だった。特に飲酒運転の前科者は52人に達している。先に触れた不法融資疑いのヤン・ムンソク氏も、1993年に暴行、2004年に傷害罪で罰金刑の処罰を受けている。 これだけ犯罪歴のある候補がいるにもかかわらず、左翼野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、同党の立候補者の取り消しを考えていない。なぜなら彼自身も飲酒運転と公務員不法詐称、公務執行妨害疑惑などの前科4犯だからだ…。 立候補者の4人に1人は前科歴。そんな選挙はまもなく行われる。
ノ・ミンハ(現地ジャーナリスト) デイリー新潮編集部
新潮社