エドガー・マルティネス（MLB Advanced Media）

　マリナーズは今季途中から打撃コーチに就任したエドガー・マルティネスを呼び戻し、さらに新たな打撃コーチ2人を加えるようだ。MLB公式サイトのダニエル・クレイマーが報じている。 　マリナーズのレジェンドであるマルティネスは、今季スコット・サービス監督以下コーチ陣が刷新された8月から、ダン・ウィルソン監督の下で2018年以来の打撃コーチに復帰。マルティネス就任前のチームOPSは.666はメジャー28位に沈んでいたが、就任後はメジャー4位のOPS.764とチームの打撃力は上向きになった。 　マルティネスはより負担の少ない役割でチームに復帰することを望んでおり、ロードゲームの遠征などには参加しない予定だという。マルティネスはチーム全体の打撃プログラムを監督する役割を担うそうだ。代わりにマリナーズは今季までブレーブスで打撃コーチを務めたケビン・サイツァーを打撃コーチに任命。加えて、サイツァーのアシスタントを務めてきたボビー・マガリャネスを打撃コーチ補佐に据える予定だ。サイツァーはブレーブスでロナルド・アクーニャJr.やオジー・オルビーズ、マット・オルソンに指導に関わり、ブレーブスを常勝球団に生まれ変わらせる過程で大きな役割を担った。