売春ギリギリの「妙な新職業」が中国のシリコンバレー・深圳で急増中…！「IT企業のエリート社員並みに稼ぐ」美女も
才能集まる深圳で異変
「中国のシリコンバレー」と言われる経済特区・深圳。アメリカが「最大の脅威」と恐れるファーウェイ(華為技術)、13億人が使用するSNS「ウィーチャット」(微信)を運営するテンセント(騰訊)、世界最大のドローンメーカーDJI(大疆創新)……中国が誇る最先端企業が本社を置く。 【マンガ】追い詰められた女性が「メンズエステ」の世界で味わった壮絶体験 毎年秋の入社シーズンになると、名門校を卒業した秀才や才媛たちが深圳に集結し、社会人の仲間入りを果たす。その初々しい光景は「秋の風物詩」となってきた。 ところが、今年は異変が！ 折からの超不景気で、IT企業などが採用を大幅削減。それどころか、リストラの嵐が吹き荒れている。あの痛ましい男児殺害事件の犯人も、中年の失業者だった。 そしてもう一つ異変が!! 1700万都市の数多の街頭で「妙な新職業」が生まれているのだ。
深圳に蔓延る「地攤女友」とは
「地攤女友」―。日本語に訳すなら「露店彼女」。 多くが大学を出たばかりの彼女たちは、路上の椅子に腰かけ、男性が目の前を通り過ぎるたびに、ニッコリ微笑みかける。その横には、こんな看板を掲げている。 〈抱擁1元 両手を絡ませる手つなぎ5元 キス10元〉 春をひさげば犯罪行為だが、ここまでならギリギリ、売春の罪に問われないのだとか。中には行列ができ、ファーウェイのエリート社員並みに稼ぐ美女もいるという。 これぞ、深圳の新たな秋の風物詩――と言われてもなあ……。(本誌特別編集委員) 「週刊現代」2024年10月26日・11月2日合併号より
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
