<最高の花道へ―’22センバツ・東洋大姫路>選手紹介/5 小松聡真選手/賀川新太選手 /兵庫
◇「素早い捕球」守備特徴 小松聡真選手(2年) 中高一貫の私立中学校に通っていた時、2003年のセンバツ準々決勝で引き分け再試合となった東洋大姫路と花咲徳栄の熱戦を振り返るテレビ番組を見た。粘り強いプレーとユニホームに憧れ、東洋大姫路への進学を決めた。 強い打球や難しいバウンドの打球でも体を張って受け止め、前に出て素早く捕球する守備が持ち味。毎朝、グラウンドで捕球のフォームや送球のステップの確認のほか、試合の場面を想定した守備練習に打ち込んできた結果、秋季大会では堅守を見せた。 体格は小柄で、甲子園では長打よりもマルチヒット、守備ではノーエラー、盗塁することを目標に掲げ、得点に絡んでチームに貢献したい。 ………………………………………………… (1)165センチ・63キロ(2)右・右(3)遊撃手(4)私立光泉(滋賀県)(5)音楽を聴く ……………………………………………………………………………………………………… ◇振る速さ・長打力、自信 賀川新太選手(2年) 同じ学年の中で、入部したのが最も遅かった。父からの「これから1番になれ」という言葉を胸に練習に励んできた。スイングスピードの速さと長打力には自信がある。 外野手として、送球する方向やフォームが一定となるよう意識し、より安定感のある守備を目指して練習に取り組んでいる。秋季県大会3位決定戦の明石商戦では、九回裏、左前打の間に本塁を狙った相手の二塁走者を素早い送球でアウトにし、チームの勝利に貢献した。 打率のさらなる向上のため、選手寮で風呂の順番を待つ約30分の間にも、素振りをかかさない。センバツではバックスクリーンに本塁打を放ち、全国から注目を浴びることが目標だ。 ………………………………………………… (1)171センチ・70キロ(2)右・右(3)左翼手(4)米子市立東山(鳥取県)(5)寝る ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕