16歳・島田麻央、2位スタート「絶対にやってやるという気持ち」/フィギュア
フィギュアスケート・全日本選手権第1日(20日、東和薬品ラクタブドーム)世界選手権(来年3月、米ボストン)代表選考会を兼ねて開幕。男子ショートプログラム(SP)は、11年ぶりに出場した織田信成(37)=大阪スケート倶楽部=が84・53点で5位発進した。鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=がトップに立った。女子SPは、4連覇を狙う坂本花織(24)=シスメックス=が78・92点で首位。ジュニアグランプリ(GP)ファイナル3連覇の島田麻央(16)=木下グループ=が2位につけた。 16歳の島田が、75・58点をマークして2位。全日本は国際スケート連盟(ISU)非公認だが、自己ベストを上回る高得点で、演技後は両手を突き上げて喜んだ。冒頭のトリプルアクセルは回転不足となったが、他のジャンプは加点をもらい、スピンやステップもすべて最高のレベル4を獲得。「この大会こそ絶対にやってやるという気持ちで挑みました」と満面の笑みを浮かべた。22日のフリーは4回転を組み込み、坂本に挑む。 ■ロシア勢の五輪参加容認を受けてSP3位の千葉百音(木下アカデミー) 「私に足りないのは4回転とかの大技。入れていかないといけないと感じた」