元若乃花、平成の大相撲ブームをけん引したライバル・曙さんを偲ぶ「彼がいたから…」
<大相撲五月場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館 元横綱・若乃花の花田虎上氏が、心不全のため54歳で死去した第64代横綱・曙こと曙太郎さんを偲んだ。 【映像】曙さんについて語る花田氏 前頭十枚目・湘南乃海(高田川)と、前頭九枚目・正代(時津風)の取組前に、ABEMAの放送席に座った清野茂樹アナウンサーは「4月上旬に元横綱の曙さんがお亡くなりになりました。お兄ちゃんは何度も対戦がありましたから、いろんな思いがあったと思います」と、同じ時代に活躍した花田氏に聞いた。 これを受け、花田氏は「本当に残念です。彼がいたから“負けるか”という気持ちで、努力ができた。ご冥福をお祈りします」と曙さんにメッセージを寄せた。 続けて、清野アナが「やっぱり真剣勝負をした間柄でないとわからないものがある?」と聞くと、花田氏は「それまであまり話すこともありませんでしたから。ライバルなのでね」と返した。 清野アナが「引退してから話すようになった?」と続けると、花田氏は「仕事でとか、プライベートでとか、色々と。引退したら良いんですよ。今は仲良い子たちが多い。アマチュアの小学生時代から切磋琢磨してきている子が力士として上がってきているから仕方ない部分もあるけど、私たちはまったく関係ないところから…曙なんか、バスケからきているわけですから」と時代によって力士の関係性が変化したことを話していた。 (ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部