『科捜研の女 season24』加藤諒が新レギュラーに決定 鈴木福も初の制服警官役で登場
7月3日よりテレビ朝日系にて放送がスタートする『科捜研の女 season24』に、加藤諒と鈴木福が出演することが決定した。 【写真】“原点回帰”をテーマにした『科捜研の女 season24』ビジュアル 1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けている『科捜研の女』シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く。 新シーズンには、内藤剛志演じる京都府警捜査一課刑事・土門薫をはじめ、物理担当研究員・君嶋直樹(小池徹平)、洛北医大の解剖医・風丘早月(若村麻由美)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、科捜研所長兼文書研究員・日野和正(斉藤暁)、映像データ研究員・涌田亜美(山本ひかる)、土門とコンビを組む若手刑事・蒲原勇樹(石井一彰)、府警本部長・佐伯志信(西田健)、刑事部長・藤倉甚一(金田明夫)ら全レギュラーが集結する。 さらに、加藤が新しくレギュラーに加わることが決定。加藤演じる会計係の加瀬は、科捜研の仕事に興味津々で「え! それってなんですか?」「そんなことできるんですか?」と素朴な疑問を抱いてはマリコを質問攻めにする。 そんな加瀬のキャラクターについて、加藤は「加瀬くんは科捜研の会話に入っては疑問を投げかけます。でも、それは捜査の邪魔をするわけではなく、純粋に気になったら聞かないとダメなタイプなんです」と捉え、「なので、彼のピュアな部分を意識して演じるようにしています。科捜研の邪魔になりそうな加瀬くんですが、どこか憎めない、攻められない感じが魅力」とコメント。 なお、科捜研にはかつて深浦加奈子演じる事務員兼会計係・小向光子が常駐していた時期(2001年~2008年)があり、専属会計係の登場はおよそ16年ぶり。そのため、オファーを受けた際、加藤は「歴史ある作品の一員になれることのうれしさと共に、科捜研の皆様が今まで積み上げてきたものを自分が入ることで壊してしまわないか、専門用語ちゃんと言えるのかと不安に押し潰されそうになりました」とプレッシャーを感じていたことを告白した。 しかし、「衣装合わせのときに沢口靖子さんに“頑張りましょう”と声をかけていただいて、気合いが入りました」と座長である沢口のエールで奮起したと明かし、「僕自身、“科学でこんなことまでわかるの!?”と、すでに科学の進化に驚きの連続です。加瀬くんと共に科学を学びながら、皆様も科捜研の一員になったつもりで一緒に推理してみてはいかがでしょうか?」と視聴者に呼びかけた。 そして、シーズンゲストとして登場する鈴木が演じるのは、交番巡査の新開颯太。初回2時間スペシャルでマリコたちは京都を揺るがす無差別大量殺傷事件に挑むことになり、颯太はその最初の現場に真っ先に駆けつけた新人警察官として登場する。ところが、その後、颯太と被害者の男性との間には過去に“確執”があったことが明らかに。彼が心に秘めていた友情は、事件とどう関わってくるのか。 鈴木は沢口とは時代劇ドラマ『小吉の女房』(NHK BS)で共演経験があり、「以前、母と子として共演した沢口さんとの再共演も、とてもうれしかったです。沢口さんはやさしく、大学の話や同時期にやっていた舞台の話などを聞いてくださいました」と、再会に感激。 制服警官を演じるのは初めてで、「新人警察官ということで、初々しさもありながら、責任感の強い役でした。警察官の役はやったことがありますが、制服は初めてだったので、うれしかったです」と、新鮮な気持ちでユニフォームに袖を通したことを打ち明けた。 鈴木はまた、「『科捜研の女』25周年という節目に参加できて、うれしく思っています。“原点回帰”がテーマといわれる中で、『科捜研の女』らしさと、新人警官ならではのフレッシュさを感じてもらえたらうれしいです!」と役柄、そして作品への思いを語っている。 シーズンゲストである鈴木演じる颯太は、初回2時間スペシャル以降も『season24』のどこかで登場予定だ。 加藤諒(加瀬淳平役)コメント 新レギュラーとして出演が決まったときの心境 歴史ある作品の一員になれることのうれしさと共に、科捜研の皆様が今まで積み上げてきたものを自分が入ることで壊してしまわないか、専門用語ちゃんと言えるのかと不安に押し潰されそうになりました。でも、衣装合わせのときに沢口靖子さんに“頑張りましょう”と声をかけていただいて、気合いが入りました。 加瀬淳平を演じるうえで意識していること 加瀬くんは科捜研の会計士という立場でありながら、科捜研の会話に入っては疑問を投げかけます。でも、それは捜査の邪魔をするわけではなく、純粋に気になったら聞かないとダメなタイプなんです。なので、彼のピュアな部分を意識して演じるようにしています。科捜研の邪魔になりそうな加瀬くんですが、どこか憎めない、攻められない感じが魅力だと思います。 科捜研メンバーの印象 悩んでいると靖子さんが「今のシーンの表情、よかったです」と言ってくださったり、斉藤暁さんが「練習一回しておく?」と聞いてくださったり、小池徹平さんが「科捜研の洗礼やな」と教えてくださったりと科捜研の皆様には家族のような温かみのある印象です。 京都での撮影エピソードやこれから楽しみにしていること 先日、沢口靖子さんからお声をかけていただき、出演者の皆様と窓から鴨川が見えるお店に食事に行きました。京都は街並みも東京や僕の地元である静岡とは違うので、撮影所の帰り道など歩いているだけでも楽しいです。 加瀬くんは会計担当のため、なかなか外に行って捜査のお手伝いみたいなシーンはないのですが、いつか京都の街並みの中でのロケもあったら良いなと思います。 視聴者に向けてメッセージ 『科捜研の女season24』は“科学をわかりやすく”をモットーにお届けします!!! 僕自身、“科学でこんなことまでわかるの!?”と、すでに科学の進化に驚きの連続です。 加瀬くんと共に科学を学びながら、皆様も科捜研の一員になったつもりで一緒に推理してみてはいかがでしょうか? 7月3日よる8時から初回2時間スペシャルです! お楽しみにぃ。 鈴木福(新開颯太役)コメント シーズンゲストとして出演が決まったときの心境 僕が生まれる前から放送され、長年愛されているシリーズに出演できることになって、とてもうれしかったです。以前、母と子として共演した沢口さんとの再共演も、とてもうれしかったです。 新人警察官・新開颯太を演じた感想 新人警察官ということで、初々しさもありながら、責任感の強い役でした。警察官の役はやったことがありますが、制服は初めてだったので、うれしかったです。 科捜研メンバーの印象 1シーンしか科捜研の皆さんと一緒になることはなかったのですが、チーム感が素敵だなと感じました。沢口さんはやさしく、大学の話や、同時期にやっていた舞台の話などを聞いてくださいました。『仮面ライダーW』が好きだったので、山本ひかるさんとはそのお話をさせてもらいました。 小池徹平さんとも久しぶりにお会いできて、いろいろお話させてもらい、楽しかったです。 京都での撮影エピソードやこれから楽しみにしていること 京都、特に太秦は思い入れがあります。小学生のときに初めて撮影所に行ってから毎年のように撮影に行っていて、何度もお世話になっているスタッフさんたちとお会いできるのを、いつも楽しみにしています。大映通りなどでごはんを食べるのも、楽しみのひとつです。 視聴者に向けてメッセージ 『科捜研の女』25周年という節目に参加できて、うれしく思っています。“原点回帰”がテーマといわれる中で、『科捜研の女』らしさと、新人警官ならではのフレッシュさを感じてもらえたらうれしいです!
リアルサウンド編集部