「人生の中で一番楽しくできた」京都ゆかりのパリ五輪金メダリスト、母校などの関係者ら祝福
パリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝(慶大)の活躍を祝う会が15日、京都市内で開かれた。母校の龍谷大平安高・中や府内の競技関係者ら約200人が、フルーレでは日本勢初となった五輪金メダルの快挙をたたえた。 20歳の飯村は団体メンバー4人のうち最年少ながら、個人戦ではチーム最高の4位に入るなど、エース級の健闘を見せた。充実の1年を笑顔で振り返り、「人生の中で一番楽しくフェンシングをすることができた。僕にとって家族のような平安への恩返しにもなった」と述べた。 この日は平安高出身で、パリ・パラリンピックの車いすフェンシング代表の藤田道宣(GO)も出席。「後輩にすごく勇気をもらったし、頑張っている姿を見て奮い立たされた」と拍手を送った。