デ・ブライネ、ロドリ不在のシティを救うのは誰? ここまで0ゴール0アシスト。昨シーズンプレミアリーグMVPの今にペップが言及
ニューカッスル戦でもベンチスタートだった
24-25シーズンのプレミアリーグは開幕から4連勝と好調を維持していたマンチェスター・シティだが、5節アーセナル戦、6節ニューカッスル戦では勝ちきれず、ドローに終わっている。 【動画】プレミアリーグ年間MVPに選ばれた23-24シーズンのフォーデンのプレイ集 この2試合ではケビン・デ・ブライネとロドリの不在が響いた。両チームともに強固なブロックを敷いており、前述の2人を欠いたシティはアーリング・ハーランドにボールを届けることができなかった。スペイン代表MFは長期離脱が確定しており、ベルギー代表MFは10月の代表ウィークまでに復帰できるかわからないとペップ・グアルディオラ監督が語っている。 守備を固める相手をこじ開けられる2人の不在は残念だが、昨シーズンのプレミアリーグMVPがシティにはいる。フィル・フォーデンのことだ。 「EUROが終わり、いくつかの負傷と問題を抱えて2か月の間トレーニングできなかったことを忘れてはならない。今の彼はリズムを取り戻しつつある」 「セント・ジェームズ・パーク(ニューカッスルのホームスタジアム)でプレイした30分は、ワトフォード戦で見られなかった彼の良いところを感じることができた」 『Manchester Evening News』ではペップ・グアルディオラ監督がここまで出番の少ないフォーデンに言及している。負傷の影響で満足にトレーニングを行うことができず、コンディションの調整に時間がかかっていたようだ。それでも、ニューカッスル戦でのパフォーマンスは悪くなかったとペップは感じたようで、スロバキアで行われるŠKスロヴァン・ブラチスラヴァとのCLでは先発起用が期待できる。デ・ブライネが不在だった昨季のシティの攻撃を支えたのはフォーデンであり、ここまで1得点にも絡めていないが彼が調子を上げてくれば、連勝街道をひた走るシティが戻ってくるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部