【卓球】“4度目の正直”松島輝空が初優勝でうれし涙 男子ジュニア
大会3日目を迎えた全日本卓球選手権。男子ジュニアの部では24日、決勝が行われ、松島輝空選手が吉山和希選手にゲームカウント3-2で勝利し、自身初の優勝を決めました。 【画像】卓球全日本選手権・男子ジュニアで準々決勝に駒を進めた松島輝空選手 過去3度決勝まで駒を進めるものの、準優勝で終わっていた松島選手。“4度目の正直”を果たすべく、決勝戦に挑みました。 第1ゲームは11-3で勝利し安定感を見せつけますが、第2ゲームは吉山選手に奪われ1-1とします。 その後も激しい打ち合いが続き、勝負は最終ゲームへ。第5ゲームでも序盤は接戦となりますが、これを制したのは松島選手でした。 試合中、父・卓司さんの応援が聞こえてきたという松島選手。「声がちらほら聞こえましたし、声が本当に力になりました。家族やおじいちゃんおばあちゃん、ファンの方々の応援がないと今の自分はないと思っている」と声援に感謝を伝えました。 今大会、不安や緊張が多かったという松島選手ですが、優勝が決まった直後には、観客席にいた父・卓司さんとともに涙を見せました。 「優勝して涙を流したのは本当に人生で初めて」と振り返り、悲願の優勝にうれしさをにじませました。 翌日の25日から始まるダブルスと、さらには男子シングルスの試合を控える松島選手は「まずはジュニアでいいスタートが切れた。明日はダブルスと一般があるので優勝目指して頑張りたい」と意気込みました。