【台風情報】11月に“異例”の本州接近か 台風21号が発生 日本の南の熱帯低気圧が北上予想 台風+秋雨前線でまとまった雨も 気象庁&アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【11月4日までの雨・風シミュレーション】
気象庁が発表している台風21号についての進路予想も発表しています。気象庁の予想と同じように西寄りへと進んでいく見込みです。 また台風21号とは別のまとまりについて「98W」としてオレンジ色の丸で示しています。 JTWCでは定めた基準以上に発達する雲のまとまりができると、LOW(黄)→MEDIUM(オレンジ)→HIGH(赤)へとレベル分けして情報を発表します。赤色になると24時間以内に定めた基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性が高いことを示しています。 LOW(黄):監視対象ではあるが、今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性は低い MEDIUM(オレンジ):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性も高まっているが、発達するには24時間以上かかる見込み HIGH(赤):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する見込み アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁の台風21号に関するアンサンブル予報結果です。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 しばらく西よりへと進んだあとは、フィリピンの東海上で次第に進路を北よりへと変えて日本のすぐ南の海上へと進んでくる可能性があることを示すデータが多くなっています。 【画像で確認】台風+秋雨前線で雨降りやすく 11月4日までの雨・風シミュレーション ■ヨーロッパモデルの予想でも日本の南岸に接近の可能性を示唆 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターによるアンサンブル予報結果です。南西諸島の南の海上までは西寄りへと進んだあと、進路を次第に北東寄りへとかえて、日本の南岸に接近する可能性を示しています。 もし11月に入って本州付近へ台風が接近するようであれば異例です。 【画像で確認】台風+秋雨前線で雨降りやすく 11月4日までの雨・風シミュレーション