【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ38節、アーセナル対エヴァートンの試合が現地時間19日に行われた。試合は、ホームチームが2-1で勝利している。日本代表の冨安健洋は、優勝のかかる大一番で先発出場し貴重な同点ゴールを奪っていた。地元メディア『football.londond』が、この試合の冨安のパフォーマンスについて高く評価している。 【動画】アーセナル対エヴァートン戦のハイライト 　37試合を消化した時点で、アーセナルは勝点86の2位につけていた。首位のマンチェスター・シティとは勝点2差となっており、20年ぶりのリーグ優勝を実現するためには勝利が至上命題だった。 　しかし、40分、エヴァートンのドワイト・マクニールが倒されてFKを獲得すると、キッカーを務めたイドリッサ・ゲイェが直接ゴールを狙う。右足で放ったシュートは、壁に当たってゴールに吸い込まれてしまい、エヴァートンが先制に成功する。 　リードを許したアーセナルだったが、43分に冨安がチームを救った。右サイドのマルティン・ウーデゴールからのパスに冨安がダイレクトで合わせると、シュートはゴール左に吸い込まれて見事同点に追いつく。その後、89分にはカイ・ハフェルツが逆転弾を奪い、アーセナルは2-1で勝利した。しかし、シティがウェストハムに3-1で勝利したため、アーセナルは勝点89の2位でシーズン終了となっている。 　同メディアは、貴重な同点弾を奪った冨安について、「意外にもアーセナルでもっとも脅威的な攻撃陣の1人だった。最後にはCBの穴埋めをするなど、多才さを改めて見せた」と絶賛し、この試合のチーム最高評価となる8を与えていた。