国スポに向けた新アリーナ整備、医大新駅西側が新たな候補地に 奈良県
令和13年に奈良県内で開催が予定されている国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けた新アリーナの整備について、奈良県の山下真知事は20日の県議会代表質問で、県立医科大付属病院（奈良県橿原市）付近に設置が予定されている近鉄橿原線新駅の西側の土地が新たに候補地となっていると明らかにした。西川均県議（自由民主党・無所属の会）の質問に答えた。 新アリーナ整備を巡っては、これまで県立橿原公苑（同市）にある老朽化した第1、2体育館を解体して整備する案が示されていた。新たな候補地は県有地と橿原市の市有地を合わせた計2万8千平方メートルで、アリーナ整備の条件となる「2万3千平方メートル以上」をクリアしている。 県スポーツ振興課によると、それぞれの候補地を検討した上で、年内にも場所を示したいとしている。
