“39歳 ゆるミニマリスト女性”のかばんの中身。雨の日でも焼肉でもエルメスを愛用するワケ
思うのです。かばんの中には、その人の生き様が詰まっている、と。何でも入る大きなトートバッグが好きな人、軽くて小さなサコッシュでどこでも行く人。バッグの中がごちゃごちゃの人、逆にスッキリしている人――。 当企画「かばんの中身拝見」は、老若男女さまざまな人のバッグを垣間見る、巷に溢れる記事ではありますが、ちょっと気になるあんな人やこんな人にビシバシ取材をしていく所存ですので、どうぞよろしくお願いします。 ⇒【写真】同い年のヴィンテージと運命的に出合ったというエルメスのケリー 今回は、旦那さんと2人のお子さんとコンパクトハウスに4人で暮らす、ponpocoさん(@zeitaku_tanuki)です。 「ゆるミニマリスト」を自称し、ブログや書籍で、ご自身や、ご家族のシンプルライフを発信。2024年3月には60代のお母様が老前整理で行ったことを一冊にまとめた『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』(扶桑社)を出版。エルメスからユニクロまで、ポリシーのあるモノ選びのセンスは多くのファンに支持を得ています。
焼肉を食べに行く日でもケリーバッグを普段使い
ponpocoさんの愛用バッグは、なんとエルメス。晴れの日のよそゆきではなく、普段使いしているそう。 【バッグ】 ・エルメス ケリー28 「高価だからと臆さず、雨の日だろうと焼肉を食べに行く日だろうと、普段からガンガン使うのが私のポリシー。多少のキズや汚れは、バッグの個性や歴史なんだと丸ごと愛する勢いで」(ponpocoさん、以下同じ) 安さを理由にバッグを選び、数ヶ月で使い潰したり、すぐに飽きて別のバッグを買うよりも、キズや汚れもひっくるめて愛せるような、お気に入りのバッグを長く使うというのは、なんとも魅力的に写ります。
カバンの中には口紅1本、軽やかに風通し良く
ゆるミニマリストのponpocoさんの、かばんの中身はごくわずか。少数精鋭で、風通しが良く軽やかです。 「本当はポケットがあれば充分なほど荷物が少ないのですが、バッグという存在自体が好きなので持ち歩いています。」 【バッグの中身】 ・ハンカチ ・ポケットティッシュ(または除菌ティッシュ) ・口紅(またはリップクリーム) ・絆創膏(子供が一緒の時) ・母から貰ったお下がりの財布 ・学生時代から使っているキーケース ・エコバッグ ・スマホ 「いつも忘れずに持っているものはハンカチ。子供を連れて外出する時は絆創膏も欠かせません。夏以外は化粧直しをほとんどしないので、コスメポーチは持ち歩かず、口紅を1本だけバッグに忍ばせています。夏は日焼け止め、冬はハンドクリームを持ち歩くことも」 口紅1本だけなら、バッグはずいぶん軽くなりそうです。荷物が少ないと型崩れもしにくく、軽いと歩いていても疲れにくく、いいことだらけですね。