平林清澄、「若の神」若林宏樹がエントリー 別府大分毎日マラソン
第73回別府大分毎日マラソン(2月2日、大分市高崎山・うみたまご前―別府市・亀川漁港前折り返し―ジェイリーススタジアム)の出場選手が16日発表され、2024年大阪マラソンで初マラソンの日本最高記録をマークして優勝した平林清澄(国学院大)が一般参加でエントリーした。 【写真で振り返る】24年のレースの様子 別府大分毎日マラソン 平林は福井県出身。美方高では1、2年の時に全国高校駅伝を走った。昨年の大阪マラソンで日本歴代7位(当時)の2時間6分18秒をたたき出し、日本学生記録を更新した。今年、東京で開かれる世界選手権のマラソン参加標準記録(2時間6分30秒)も突破している。 今年度の大学駅伝では出雲全日本大学選抜駅伝で、アンカーを務めた6区で区間賞を獲得し、全日本大学駅伝では7区で区間2位と好走し、いずれも国学院大の優勝に貢献した。史上6校目の大学駅伝3冠を狙った箱根駅伝では総合3位に終わったが、平林はエースが集う2区を3年連続で走った。 国内招待選手では、21年の東京オリンピック男子マラソンで補欠だった大塚祥平(九電工)や前回優勝のワークナー・デレセ(ひらまつ病院)らがエントリー。一般参加では、今年の箱根駅伝の山上り5区で区間新記録を樹立し、「若の神」とも呼ばれた若林宏樹(青学大)らが出場する。【藤田健志】