新NISAだけで本当に大丈夫? 会社員に最適な「資産形成法」とは
成功の鍵は「物件選び」と「パートナー選び」
では不動産投資をどのように始めるべきか。図のように、不動産投資にはいくつか種類があります。 これから不動産投資を始めるという方は、まずは「区分マンション」への投資から手堅く始めることをおすすめします。「一棟」への投資のほうがより大きな収益を狙えますが、購入価格もリスクも高いからです。 次に「新築」か「中古」かは、価格がこなれた「中古」のほうが堅実でおすすめです。物件の立地に関しては、リスクを抑えて始めたければ、「地方・郊外」よりも、人口が増加し賃貸需要が大きい「都心」を選ぶのが賢明でしょう。 不動産投資で成功するための2大ポイントは、「物件選び」と「パートナー(不動産会社と営業担当)選び」です。
物件選びでは「区分・中古・都心」に加えて、図の7ポイントもしっかり押さえましょう。不動産投資の最大のリスクは、購入した物件に入居者が入らず、家賃収入が途絶えてしまう「空室リスク」。この7ポイントを満たす物件ならば、そのリスクを最小限に抑えられます。 なお、私の会社では、不動産投資のセカンド・オピニオンサービスを実施しています。物件やパートナーの見極め方に不安がある場合は、こうしたサービスを活用するのも一つの方法です。不安を解消し、ぜひ資産形成への一歩を踏み出していただければと思います。 【山本尚宏(やまもと・なおひろ)】 1982年、神奈川県生まれ。2006年、東京大学理学部数学科を中退。在学中に司法試験の勉強を開始(短答式試験合格)。その後、オーセンスグループ(株)(現・弁護士ドットコム(株))などを経て、2014年、(株)不動産投資の教科書を設立。投資家に「本当に良質な不動産会社だけをおすすめする」という経営理念のもと、業界の健全化に貢献すべく日々奮闘中。著書に、『不動産投資は、「物件」で選ぶと、99%失敗する』(クロスメディア・パブリッシング)がある。 WonderSpaceが運営するメディア「不動産投資の教科書」では、「収益用不動産セカンド・オピニオンサービス(AI無料診断レポート付き)」を手がけており、編集部のメンバーが中立・公正な立場で助言してくれる(年収500万円以上、会社員・公務員の方限定)。 https://fudousan-kyokasho.com/lp-secondopinion
山本尚宏((株)WonderSpace代表取締役)