「巳」の大絵馬設置 静岡浅間神社で迎春準備 常葉大生が制作
静岡市葵区の静岡浅間神社で13日、来年の干支(えと)「巳(み)」の大絵馬が掲げられた。正月に向けた準備の一環で、天下太平や万民和楽を祈願している。 絵馬は縦3メートル、横2・5メートル。常葉大造形学部の2年生6人が約1カ月かけて制作した。朝日を浴びて赤く染まった富士山を背に、湖の岩の上でとぐろを巻く白蛇と梅の花を描いた。神職が楼門横南回廊前に設置しておはらいをした。 制作に参加し、色使いにこだわったという渡辺麗偉さん(19)は「縁起がいいとされる白蛇にちなみ、来年が良い年になるように願いを込めた」と話した。 同神社は正月三が日の参拝者を30万人と見込んでいる。
静岡新聞社