『降り積もれ孤独な死よ』第6話が「最終回レベル」と話題、灰川邸事件の犯人が明らかに
成田凌主演で11日(日・祝)に放送された『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ・日本テレビ系)第6話が話題になっている。 【写真】『降り積もれ孤独な死よ』銃を突き付けられる成田凌、ほか第6話カット【6点】 ドラマの原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。主演の成田凌のほか、吉川愛、小日向文世、萩原利久、佐藤大樹、野間口徹、山下美月、黒木メイサら演技派キャストを迎えた、現在と過去2つの事件が交錯するヒューマンサスペンスが視聴者を謎の渦へと巻きこんでいる。 11日放送の第6話は衝撃展開の連続で話題を集め #降り積もれ孤独な死よ がXの日本トレンド1位を獲得。「これもう最終回レベル」という声も上がった激動の第6話を振り返る。第6話では、冒頭からあいみょんが歌う主題歌『ざらめ』が流れ、「まさかのざらめから始まった!」「色々勘繰っちゃう」と、これまでの5話を通して『ざらめ』のシーンではなにかが起きると感じている番組ファンからの驚きの声が。 そしてついに、13人の子供の白骨死体が見つかった灰川邸事件の犯人が明らかに。灰川邸の事件を追う刑事・冴木仁(成田凌)の後輩刑事・鈴木潤(佐藤大樹)は、かつて灰川邸に住んでいた蓮水花音(吉川愛)と瀧本蒼佑(萩原利久)を拉致し、監禁。さらに、鈴木は自分が子供たちを餓死させたという。灰川邸の主・灰川十三(小日向文世)の実の息子でありながら「俺はお前の父親じゃない」と拒絶された鈴木。 一方で灰川は血の繋がらない子供たちと家族として暮らしており、父の愛に飢え、「愛への飢餓感で気が狂いそうになるほどだった」という鈴木は、「僕の苦しみを少しでも味わってもらいたかった」という理由で子供たちを餓死させたという。 衝撃の告白に「ジュンも辛いんだよなぁ…」「鈴木寂しすぎるよね…」と胸を痛める視聴者の声も。花音と蒼佑を拉致しておきながら、何食わぬ顔で刑事課に現れた鈴木。灰川邸事件の真相に迫るべく、冴木は鈴木と取調室で向き合うことに。灰川邸の絵をかけ替えたのは鈴木ではと迫る冴木に「絵を買ったのは自分だが、飾ったのでは自分ではない」と主張する。緊迫感溢れるシーンでありながら、平然と明るく受け答えする鈴木の様子に「怖い怖い怖い」「鈴木とんだサイコパスの片鱗見せてきて震える」と動揺すると声と共に、「佐藤大樹の演技すごすぎる」と称賛の声も。 鈴木が蒼佑を拉致した映像が見つかり、さらにDNA型鑑定の結果、鈴木と灰川が親子であることが認定されると、いよいよ鈴木に逮捕状が。捜査の手が迫るなか、鈴木は監禁した花音と蒼佑を殺そうと迫る。花音と蒼佑を殺そうと練炭に火をつける準備を進める鈴木は、灰川邸の子供たちを殺すために警察官になり、1人1人見つけて監禁して餓死させたと犯行の手口を語る。 蒼佑が、灰川が鈴木を庇うために自ら捕まり自ら命を絶ったのではと話すと、鈴木は「灰川十三を殺したのも僕です」と話し始める。「僕はお前たち偽物には出来ないことをした。父親殺しができるのは本当の子供である僕だけだ」という鈴木。あまりの衝撃的な告白に「嘘やろ!?」「まじかあああ」との声が飛び交った。 灰川が死ぬまで鈴木を息子と認めなかった理由は、鈴木を守るためだったと聞かされる鈴木。とても受け入れられず、蒼佑と花音を閉じ込めたまま練炭で殺そうとするが、そこに冴木が現れ、2人を助け出す。 「暴力を受けて育った子供が、また暴力を振るうようになるなら、負の連鎖は断ち切った方がいい」という鈴木の言葉に、怒りに我を忘れて鈴木を殴り続ける冴木でー。まるで映画1本分のような濃い怒涛の展開に、「もう感想なんか書いてる余裕ない」「いやいやいや今日情報量がすごい」「まだ6話だよね!?」「これもう最終回レベル」とネットは騒然とした様子。 『降り積もれ孤独な死よ』第7話は18日(日)夜10時30分より放送される。次週が待ちきれない展開で見る者の心を掴むヒューマンサスペンスの第1話~第3話、そして第6話はTVerで配信中だ。 ▼第7話のあらすじ 暴力を受けて育った子どもが、また暴力を振るうようになるなら、そんな負の連鎖は断ち切った方がいい。生きていること自体が間違っている。 そんな鈴木(佐藤大樹)の言葉を受けて、冴木(成田凌)は思わず彼を殴っていた。制止する瀧本蒼佑(萩原利久)の言葉も届かず、ひたすら殴り続けていた…。そこへ五味(黒木メイサ)や捜査員が到着する。 2024年。マヤ(仲万美)がビルの屋上で、何者かに襲われる―。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子(山下美月)に話を聞くことに。このことがきっかけとなり、五味は冴木と再会することになる。
ENTAME next編集部