佐賀・神埼消防署職員がサッカー部の部費を私的流用
佐賀県の神埼消防署の職員が、所属するサッカー部の予算を私的に流用したとして6カ月の停職処分を受けました。 今回処分されたのは、神埼消防署に勤務する消防副士長の男性(35)です。 佐賀広域消防局によりますと男性は2016年から7年間にわたり所属する佐賀広域消防局サッカー部の部費およそ59万円を私的に流用したということです。 消防副士長は2016年度から部の会計を4年間担当し、その後も部のキャッシュカードを去年11月まで所持し続け複数回にわたり現金を引き出していました。 パチンコなどのギャンブルで金に困り、生活費などに充てたということです。 新しい会計担当者がパソコンで作成した会計資料と口座残高がずれていることに気づき発覚しました。 会計処理等の管理などが不十分だったとしてサッカー部の部長と現監督も注意処分をうけました。 今回の事態をうけ消防局長は「公務員としての職の信用を著しく傷つけたことにつきまして、深くお詫びいたします」とコメントしています。 消防副士長は全額を一括返金しましたが、責任を取ってサッカー部は来月中に解散するということです。
九州朝日放送