都内の住宅火災死者が過去10年で最多72人 東京消防庁が発表
今年=2024年に東京都内で発生した住宅火災で死亡した人の数が、過去10年で最多だったことが分かりました。東京消防庁が発表しました。 東京消防庁によりますと、今年1月から12月15日までに都内の住宅火災で死亡した人は72人で、この10年で最多だったということです。出火原因別では「たばこ」が最も多い16人で、そのうちのおよそ7割が高齢者でした。 寒さが増す12月から3月ごろまでの間はストーブ火災が増える時期で、今年はすでに5人が死亡していることなどから、東京消防庁は寝る時には必ずストーブを消すことや、ストーブの周りに燃えやすいものを置かないよう注意を呼びかけています。