申真衣さん【年末年始】無理しないためにやめた3つのこと|VERY
撮影/倉本侑磨<Pygmy Company> 子育てを通して今まで以上にお金の大事さを実感するようになったけど、お金の使い方や貯め方なんて学校では教えてくれなかったし、みんなはどうしているの……?そんなママたちの悩みにこたえるべく、元外資系金融会社勤務、現在は社長としても活躍されているVERYモデル・申真衣(しんまい)さんに、毎月読者から寄せられたお金に関する質問に答えてもらうコラム連載。今回は忙しい時期に「やらないこと」「やめたこと」がテーマです。
今月の質問
仕事に育児に、毎日やることがいっぱいでしんどいです。シンマイさんが「あえてやらないこと」ってなんですか? ■年賀状や帰省をやめてみたら……? 今年もあっという間に年末です。年内に片付けたいことや年始に向けての準備など、読者の皆さんの中にも慌ただしい気持ちになっている人が多いのではないでしょうか。あれもこれも早くやらなくちゃ、と考えるときりがありません。あえて「やらないこと」を決めておくのは少しでも自分がラクになるためのひとつの手段だと思います。 私が結婚した当初からやっていないのは、義両親への先回りした気遣いです。「母の日などのお祝いごとは、それぞれが自分の親のためにリーダーシップをとる」と、結婚当初に夫と話し合って決めました。夫も私も義両親と仲が悪いわけではなく、先回りして必要以上に気を遣うのはお互いに疲れるからやめようという感じです。先日も義母から「また、楽しい機会、楽しみにしています!私の誕生日も控えてます」というLINEが来ました。そういうリクエストにはちゃんと応えたいと思っています。 コロナ禍をきっかけに、正月に自分の実家に帰省するのもやめました。実家は大阪なので、年末年始は公共交通機関がかなり混み合います。出産前は帰省ついでに地元の友だちと遊ぶこともありましたが、子どもを産んでからはなかなか時間が合わずただ実家で過ごすだけということが多かったです。それなら、わざわざ大変な思いをして移動するよりも、会いたいタイミングで会ったらいいのではないかと考えました。「よかったらお正月を外して、会いたいときに東京に来て」と告げたとき、孫たちに会いたい両親は少し残念そうではありましたが、私自身はそれだけでかなり負担が減りました。