[どうして釣れないの?]多くの人が見逃しがちなスポットがあった!春のアオリイカ狙いの要点を解説!
カンナにすぐ藻が引っかかってしまい、うまく釣りが展開できない
A.「潮位の高い時間帯に入り直して見て下さい。日当たりの良い藻場も有望です」 藻場をタイトに狙うと、どうしても藻を引っ掛けてしまう。その度にエギをピックアップしていると、ポイントのプレッシャーも高めてしまう。そんな場合の対処法は? 湯川「藻場は潮位が高い時間帯のほうが水中で藻が立って釣りやすいです。実釣時は潮位が下がって藻が海面を覆い、イカは藻の下に隠れやすい(写真)。なかなか攻めにくい状況ですけど、山などの陰に入らず日が長く当たる藻場は有望。表層が温まって浮くイカが現れたらチャンスです」
藻場攻略でオススメのエギを教えて!
A.「藻場攻略時は、シャローモデルの使用がオススメです!」 藻場狙いの実釣で、湯川さんはエクスカウンターシャロー各種を投入。 湯川「藻場は浅い。藻がかりを防いでしっかり見せるためにゆっくり沈むシャローを使います。シルエットでアピールしたいときや潮にのせてよりやんわりと落としたいときは3.8号。ノンラトルとラトルでどちらに反応が良いかも試します。シャローモデルはピンクの眼(アイ)が目印です」
湯川さん使用、藻場攻略タックル
湯川さんが実釣で使用したロッドは、セフィアエクスチューンS92ML+。 湯川「ティップがしなやかで春に多用するスラックジャークがやりやすい。レングスがあるのでサオを立てながらエギを水平に動かして長く見せることもできます。ML+でパワーがあって2kgクラスがきても余裕でやりとりできる。春イカ攻略にぴったりのロッドです」 [使用タックル] ●ロッド:セフィアエクスチューンS92ML+ ●リール:ステラC3000 ●ライン:ピットブル8+ 0.5号 ●リーダー:セフィアマスターフロロリーダー3号 ※全てシマノ
解説アングラープロフィール
湯川 マサタカ(ゆかわ・まさたか)/豊富な経験と鋭い洞察力でアオリイカを的確に追い詰める日中エギングのスペシャリスト。空気を切り裂く鋭いシャクリから“侍JOE”の異名を持ち、ベストな釣りを引き出すためのタックル選びにも強いこだわりをもつ。シマノインストラクター。