マルセイユからの関心が報じられたポグバ…MLSのロサンゼルスFCも接触を開始か
ユヴェントスに所属する元フランス代表MFポール・ポグバに、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFCが関心を寄せているようだ。13日、イタリアメディア『カルチョ・メルカート』や『フットボール・イタリア』が伝えている。 昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認されたポグバ。イタリア反ドーピング機構(NADO)から暫定的な資格停止処分を科された同選手は、検査結果を不服として再検査を実施した。だが、新たに採取したBサンプルでも再び陽性が確認。2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。しかし、今月4日に事態は一転。スポーツ仲裁裁判所(CAS)がポグバのドーピング剤“誤摂取”を認めたため、出場停止処分が18カ月に大幅軽減された。 今回の決定により、ポグバは同年3月に出場停止処分が終了することが確定した。しかし、一部メディアや有識者は同選手がユヴェントスを退団する可能性が高いと指摘。すでにマルセイユのパブロ・ロンゴリア会長が連絡をとっているとも報じられており、“ビアンコネロ”での将来は不透明となっている。 そんななか、MLSのロサンゼルスFCがポグバと接触した模様。すでに最初の話し合いが行われたという。なお、MLSにはサラリーキャップに関する規定が存在しており、適用外となる『特別指定選手』を最大3名まで登録可能。同クラブには現時点で3名の『特別指定選手』が在籍しているものの、元フランス代表GKウーゴ・ロリスと元メキシコ代表FWカルロス・ベラの契約が今季限りで満了を迎える。 ロサンゼルスFCは今夏に元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーを獲得しており、ポグバも同胞の先輩の後を追うことになるのだろうか。
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