踏みつけ? 退場のアストン・ヴィラFWは不満爆発…指揮官も判定に苦言
アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督が、一発退場となったコロンビア代表FWジョン・デュランに対する判定に言及した。 【ハイライト動画】ニューカッスルvsアストン・ヴィラ プレミアリーグ第18節が26日に行われ、アストン・ヴィラはニューカッスルと対戦。2分に先制点を許すと、32分にはデュランが一発退場となり数的不利となったことも影響し、後半にはさらに2点を奪われ、0-3で敗れた。 物議を醸しているのはデュランが一発退場となった場面。スルーパスを追いかけていたデュランは、競り合いの末にタックルをしてボールをクリアした相手DFファビアン・シェアを避けきれず、シェアの背中を踏みつける形になってしまい、主審のアンソニー・テイラーからレッドカードが提示されていた。 しかし、リプレイ映像では角度によって見え方が変わり、わざとデュランがシェアの背中に足を置いたように見える映像もあれば、他の角度では滑ってきた相手の影響でバランスを崩してしまっただけのように見えるところもあり、意見の分かれる判定となった。 なお、プレミアリーグのマッチセンターはこの判定について「主審は暴力行為でデュランにレッドカードを提示した。VARは審判の判定を確認し、主審の判断を認めた」と説明している。 この判定に納得できなかったデュランはピッチを去る前にボトルを蹴り飛ばしていたが、試合後にデュラン退場の場面について聞かれたエメリ監督も『Amazon Prime』で「私は常にVARを支持しているけど、VARを使わなければならない」と判定に納得していないことを明かした。 「今日、レッドカードは主審にとって明らかだった。彼はスタジアムで時間をかけられない唯一の人物だった。時間をかけて正しい判断を下すには、彼は賢くなければならない。今回の場合ではVARを使わなければならない。彼は賢く、冷静である必要がある。そうでなければならない。レッドカードは多かれ少なかれ試合を台無しにし、完全に変えてしまった」
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