『Destiny』宮澤エマ、石原さとみの“親友役”に「そんな世界線に私が」と興奮 共演者の魅力語る
――クランクインが大学生時代のシーンだったそうですが、学生を演じるのはいかがでしたか? 大学生時代は、多分みんなちょっとドキドキしていたんじゃないかな。無理やり若作りするとかではなく、5人ならではのテンポ感とか関係性、学生らしさを出していくことを全員が意識していて、割と早い段階でそれを作りだせたのはこの5人だったからだと確信しています。同世代なのできっと大丈夫そうと思ってインしましたが、若さゆえの愚かな感じとか、一生懸命なところ、猪突猛進なところなど、全部含めて学生らしく演じられたのは、間違いなくこの5人だから。学生のシーンは5人の楽しそうな雰囲気が前面に出ていると思うので、そこを楽しんでいただきたいです。
■同世代でおしゃべり絶えずずっと笑っていた ――石原さとみさんの印象はいかがですか。 さとみちゃんは、それこそ竹を割ったような方でものすごくまっすぐ。信念があって、でもとっても温かみのある、愛のある方です。仕事に対しても、共演者に対しても、いつも毎回全力で、主役として、みんなを引っ張っていく、その場を引っ張りあげていくような方でした。今回は、学生時代からの親友役なので、その部分も加味して最初からとてもフランクに接してくださいました。地に足の着いた感性をとても大切にされているのだと最初から感じられたので、私も変に壁を作りたくないと思ったんです。芝居でぶつかるときは一生懸命にぶつかっていくし、投げられたものをキャッチしていこうと思いました。私が違うものを投げたら、さとみちゃんも毎回違うものを投げ返してくるような新鮮さがありました。第8話で、2人だけでおしゃべりするシーンがあるんですけど、そこは1番好きだと言えるくらい素敵なシーンになりました。そんなシーンにできたのは、さとみちゃんとだったからと思っています。まだ仕上がりまでは見られていないので、私も放送を楽しみにしています。