『Destiny』宮澤エマ、石原さとみの“親友役”に「そんな世界線に私が」と興奮 共演者の魅力語る
石原さとみが3年ぶりに連続ドラマに復帰したテレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)。『Dr.コトー診療所』などの脚本を手掛けた吉田紀子氏によるオリジナル脚本で、石原演じる主人公の検事・西村奏が初恋の人との再会をきっかけに、大学時代に起きた事件や父の死の真相などの出来事がやがて1本の線で繋がっていく、20年にわたる壮大なサスペンスラブストーリーとなっている。 【写真】宮澤エマ 撮り下ろしカット、石原さとみとの『Destiny』場面写真ほか(全8枚) 本作で奏の親友・森知美を演じているのは、ミュージカルやドラマで活躍中の宮澤エマ。どのような思いを胸に作品に臨んだのか、話を聞いた。
■どんな化学反応を起こしていくか楽しみだった ――ドラマ出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか? こんなに同世代がたくさん出ていて、大学生時代から始まるという作品はやったことがないですし、それぞれのジャンルの最前線で活躍されている方々と共演できるということが私にとってはとても大きかったですね。特に石原さとみさんは学生の頃からドラマでずっと見ていた方で、そんな方の親友役なんて、お話をいただいたときはちょっと現実味がなかったです。そんな世界線に、今の私はいるんだ! っていう驚きと興奮がありました。物語もサスペンスラブストーリーで、オリジナルということはお聞きしていて、先の展開まで聞いていたわけではないんですが、ドキドキするような材料がそろっていて、一体どんな化学反応をみんなで起こしていくのかが、本当に楽しみでした。 ――宮澤さんが演じられた知美は、頭脳明晰で行動力があり、他人の考えには左右されない意志の強さがある女性です。知美を演じるにあたり、どのようなことを意識されましたか? 撮影に入る前から、ものすごく詳しいプロットをいただいていまして、キャラクター説明もかなりびっしり書かれていたんです。本編には出てこない「演劇部に入っていた」など、キャラクターの輪郭を示すような設定をたくさんいただいていました。だから、正義感にあふれていて、まっすぐで竹を割ったような性格の女の子というのは撮影前からわかっていて。でも、いざ5人で学生時代を演じたとき、それぞれのキャラがハッキリしていて、難しく考えなくても知美というキャラクターが生まれた気がしました。物語が思わぬ方向に向かい始めたとき、真面目で勉強好きなベースラインがあるからこその納得感のある振る舞いもあれば、なんでこうなっちゃうんだろうっていう意外性のある振る舞いもあって。それは周りのキャストが引き出してくれたような気がします。特に夫役の矢本悠馬くん(梅田祐希役)との化学反応はたくさんありました。