【MLB】ヤンキースが地区首位に浮上 ソトはキャリア初の1試合3本塁打、チームの全打点を記録する大活躍
【ヤンキース4-1ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間8月14日、ヤンキースは敵地ギャランティードレイト・フィールドでのホワイトソックス3連戦の2戦目を迎え、フアン・ソトがキャリア初の1試合3本塁打を記録する大活躍を見せ、4対1で勝利。首位オリオールズが敗れたため、0.5ゲーム差で追っていたヤンキースが首位に浮上した。ヤンキース先発のネスター・コルテスが7回3安打無失点の好投で6勝目(10敗)を挙げ、4番手のジェイク・カズンズはメジャー初セーブを記録。ホワイトソックス先発のジョナサン・キャノンは5回途中5安打3失点で6敗目(2勝)を喫した。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが3打席連発の33号ソロを放つ 3回表にソトの31号2ランで先制したヤンキースは、5回表にソトが2打席連発の32号ソロを放ち、1点を追加。ソトは7回表にも3打席連発となる33号ソロを放ち、キャリア初の1試合3本塁打を達成した。先発のコルテスが7回3安打無失点の好投でマウンドを降りたあと、2番手のマーク・ライターJr.が2つの四球でピンチを招いてルイス・ロバートJr.にタイムリーを許し、9回裏には3番手のトミー・ケインリーが無死2・3塁のピンチを作ったが、4番手のカズンズが一死満塁とピンチを広げながらも無失点に抑えて試合終了。ソトは3本のアーチでチームの全4打点を記録する大活躍だった。 ソトの大活躍の陰に隠れているものの、アーロン・ジャッジも3打数2安打2四球で4度出塁する活躍を披露。シーズン通算の打率は.332、出塁率は.466、OPSは1.165まで上昇している。本塁打と打点の両部門でメジャートップに立っており、打率部門でもトップのボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)を猛追。2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来12年ぶりとなる三冠王の可能性を残している。好調と健康を維持できれば、リーグ新記録の62本塁打を放った2022年を上回るキャリアハイのシーズンとなるかもしれない。