【速報】奈良・国道の土砂崩れ 5月に同じ場所で崩落「復旧工事が入札ミスで遅れ」 10月着工予定が来年1月に
奈良県下北山村で23日に土砂崩れが起きた斜面について、県は同じ場所で過去に起きた土砂崩れの復旧工事が、入札手続きにミスがあったため遅れていたと明らかにしました。 23日に大規模な土砂崩れが発生した奈良県下北山村前鬼の国道沿いの斜面では、5月にも大雨の後に土砂崩れが発生していました。
斜面の前の道路に防護柵を設置し、片側交互通行にした上で、本格的な復旧工事を10月にする予定でしたが、県は25日、着工が遅れていたと明らかにしました。 入札手続きに事務的なミスがあり、入札をやり直したため、当初10月に予定していた着工は来年1月にずれこんだということです。 奈良県は「復旧工事で今回の崩落が防げたかどうかは分からない」とした上で、「今後開く有識者会議で検証する」としました。