防災拠点整備や人材育成事業 B&G財団から6400万円の支援 福島県柳津町
福島県柳津町は防災拠点整備や人材育成事業のためB&G財団から6400万円の支援を受ける。支援金決定書授与式が4日、町役場で行われた。 財団の朝日田智昭常務理事が「いつどこで災害が起きるか分からない。災害時には防災拠点を活用し被災地支援に協力してほしい」と述べ、小林功町長に決定書を手渡した。小林町長は「防災拠点を最大限に活用するとともに人材の育成を進め、地域の防災力を高めたい」と語った。 防災拠点としては年度内に町内2カ所に防災倉庫を整備する。油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、避難所用トイレ、ポータブル蓄電池、止水パネル、ドローン、段ボールベッドなどの機材をそろえる。事業費は5500万円。 人材育成では建設機械のやドローン操縦などの研修を実施する。事業費は3年間で900万円となっている。 倉庫完成後、災害時に周辺自治体を支援する体制構築に関する協定を財団と締結する予定。
(会津版)