大谷翔平、2打席連続の25号はならず 先頭弾も2打席目は四球…シーズン半分の81試合目で24発
◆米大リーグ ホワイトソックス―ドジャース(25日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド) 【動画】大谷翔平、先頭打者本塁打でキング独走24号! ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、レギュラーシーズン162試合のちょうど半分となる81試合目の敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場すると、1打席目に先頭打者本塁打となる24号を放ったが、2点を追う3回先頭の2打席目は四球を選んで出塁した。 ホワイトソックスの先発は、21年に14勝を挙げた経験もある右腕のクリス・フレクセン投手(29)。21~23年にマリナーズに所属したこともあって大谷とは対戦も多く、21年に1本の本塁打を放ったことはあるが、昨季までは18打数3安打の打率1割6分7厘と苦しめられていた。 それでもプレーボール直後の1回表先頭の1打席目。今季2発目の先頭打者本塁となる24号先制ソロを放った。カウント2―2からの5球目。外角の72・9マイル(約117・3キロ)カーブを捉えると、右翼手が目いっぱい手を伸ばしてグラブにかすりながら、フェンスを越えていった。半信半疑だった大谷は一塁ベースを踏み忘れたと勘違いしたのか、二塁ベースに近づいたところで一度一塁ベースまで戻って踏み直す珍しいシーンも見られた。打球速度は93・8マイル(約151・0キロ)、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。 20~22日(同21~23日)には今季2度目で米通算8度目となる3試合連続本塁打を放った大谷だったが、前日24日(同25日)の敵地・ホワイトソックス戦では、3打数無安打1打点、1四球。日本人初の4試合連続本塁打を逃し、6日(同7日)の敵地・パイレーツ戦以来となる1試合2三振を喫し、8試合ぶりに安打も出なかった。それでも2―0とリードした9回1死三塁の5打席目にはダメ押しの中犠飛。この試合でも先頭弾を放ち、9試合連続打点をマークしドジャース球団史上最長記録に69年ぶりに並んだ。
報知新聞社