話題のグミ、長野県松本市でも販売 カンロが松本パルコに限定店舗
長野県松本市笹賀と東筑摩郡朝日村に製造工場のある菓子メーカーのカンロ(東京都新宿区)は9日、松本パルコ(松本市中央1)1階に、オンラインショップ「Kanro POCKeT」の期間限定の「POPUPストア」をオープンした。パンのプレッツェルに形を似せたグミ「グミッツェル」など、オンラインと直営店のみで扱う商品が並び、初日から大勢の人が訪れている。15日まで。 松本と朝日の工場で主に製造する、小売店では販売していないグミやマシュマロが並ぶ。グミッツェルはかじると「カリカリ」というグミらしからぬ音がすることから人気が出た商品。通常の6個入り(税込み1000円)に加え、食品ロス削減の取り組みとして、変形やひびが生じた商品4個入り(同600円)を初めて販売する。 小中学生の娘2人に頼まれ、グミッツェルを購入しに訪れた塩尻市の女性は「東京駅の直営店では整理券が取れず買えなかったのでよかった」と話した。 午前10時~午後1時のグミッツェル購入にはデジタル整理券が必要。カンロの公式LINEアカウント「ヒトツブカンロ」で前日午後7時から申し込める。 期間中は松本地域の2工場で働く従業員も店頭に立つ。カンロのサステナビリティ推進部の松葉透部長(55)は「工場のある地元の方たちにカンロや商品について知ってほしい」と願っていた。 営業は午前10時~午後8時(15日は午後5時)。
市民タイムス