今季初Vの阿部未悠に“ゴールドパター”のサプライズ 「私はまだ終わっていない」目指すは最終戦で“もう1本”【きょうのヒトネタ!】
ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が行われている宮崎カントリークラブ(宮崎県)から。 “黄金パター”のフェースには名前の刻印も【写真】 ◇ 「え! これ私がもらっていいんですか!?」と目を見開いたのは、今年の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で涙の初優勝を遂げた阿部未悠だ。驚きを見せたワケは、PINGパターを使用している優勝者にしか与えられない“ゴールドパター”のサプライズ登場。「初めて見ました…」とその後はうれしさと驚きで言葉が出なくなっていた。 優勝時に使用していたパターはピンの『PLD Milled ANSER・プロトタイプ』で、同じモデルのパターに金のめっきがされたもの。「なかなか滅多に見れるものじゃない。本当にうれしい。これから勝利を重ねれば、増えてくということですよね。ピンで勝てば。しばらく(今使っているピンのパター)手放さないから大丈夫です」とこれからもピンパターとともに戦っていく。 「ショーケースを買わないと」と、この勝者の証とも言えるゴールドパターは「実家に」大切に飾ることになった。「もう1個欲しいですよね。今週でもいいよね、私はまだ終わってないから」と今大会で優勝すれば滑り込みの年間2本目。「頑張ります!」と今シーズンの締めくくりに挑んでいく。 PINGはこれまで、世界の主要ツアーでPINGパターを使用し優勝した選手にゴールドパターを贈呈している。それは2本作られ、1本はPINGの米国本社に飾り、もう1本は優勝者本人に手渡される。阿部のほかに、今年の「資生堂 レディスオープン」、「ニトリレディス」と年間2勝を挙げた桑木志帆も受け取っていた。(文・高木彩音)